African Countries × Japan

食糧安全保障の確立 持続可能な農業・食糧システム構築への対応 アフリカにおけるビジネス拡大や栄養改善等に係る取組
持続可能な農業・食糧システム構築への対応

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持続可能な
農業・食料システムの構築

国連食料システムサミットで議論された5つのテーマ
国連食料システムサミットで議論された5つのテーマ

2021年9月23日、国連食料システムサミットは、
食料システムの視点で捉えて、その持続性の確保を世界的な
共通の課題として議論し、今後のあるべき姿を示そうとする
各国ハイレベルによる初めての国際会議として開催されました。

我が国は、one-size-its-allの解決策はなく、
それぞれの国・地域の気候風土、農林水産業の形態、
食生活に即したアプローチの実施が必要と主張しています。

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気候変動に対応した
農業の推進

水管理組合を設立し、参加型水管理を推進
水管理組合を設立し、参加型水管理を推進

水路からの漏水防止など、水稲作付面積増加に向けた対策の実証
水路からの漏水防止など、
水稲作付面積増加に向けた対策の実証

気候変動に適応した農業を実施していくためには、かんがい施設を
はじめとした農業インフラの整備が不可欠になっています。

ハードの整備のみならず、施設の維持管理や水管理など
ソフト面の支援はかんがい農業の定着に重要となっています。

アフリカでは、灌漑整備が済んだ地区でも計画どおりの
水稲作付が実現しない場合があることから、水利用効率化による
水稲作付面積の増加に向けた取り組みも実施しています。

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気候変動に対応した
農業の推進

サイレージの調製
サイレージの調製

反すう家畜
反すう家畜

国際農研は、アフリカ小規模農家の家畜生産性改善と
レジリエンス向上を目的に、小規模農家が利用可能な
反すう家畜飼養技術の開発を行なっています。

これまで、家畜飼料の一種であるサイレージの品質を
向上させるため、高温等の現地の気候条件でも効率的に
発酵ができる乳酸菌株の利用技術を開発してきました。
今後は、アフリカ各地の研究開発機関・大学等と連携し、
現地で入手しやすい飼料原料と組み合わせることで、
この研究成果の実用化を目指します。

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気候変動に対応した
農業の推進

国の宝 リン鉱石露頭
国の宝 リン鉱石露頭

肥料製造装置の引き渡し式
肥料製造装置の引き渡し式

国際農研は、ブルキナファソ環境農業研究所(INERA)と連携して、
プロジェクトで試作したリン肥料が輸入リン肥料と同等の施肥効果が
あることを明らかにし、国産リン肥料の製造法を確立しました。

今後、未加工リン鉱石の直接利用法を含め、限られたリン資源を
有効活用するための総合的提案を目指します。
一連の研究成果は、リン資源を有する他のアフリカ各国において
活用されることが期待されます。

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持続可能な森林経営

JICAによるケニアにおける乾燥地耐性樹種の育種プロジェクト
JICAによるケニアにおける乾燥地耐性樹種の
育種プロジェクト

ITTOによるコンゴ盆地諸国における人材育成プロジェクトの研修風景
ITTOによるコンゴ盆地諸国における
人材育成プロジェクトの研修風景

JICAの技術協力プロジェクト等を通じ、
アフリカの森林保全や人材育成、森林再生技術の
開発など持続可能な森林経営を支援しています。

国際熱帯木材機関(ITTO)への拠出を通じ、アフリカにおける
持続可能な森林経営の基準と指標の設定・モニタリング、
合法で持続可能な木材サプライチェーンの構築に関する
人材育成等を各国と連携して実施しています。