African Countries × Japan

食糧安全保障の確立 持続可能な農業・食糧システム構築への対応 アフリカにおけるビジネス拡大や栄養改善等に係る取組
食糧安全保障の確立

01

G7や国際機関と連携した
グローバルな
食料安全保障の確保

国際的な食料安全保障の議論への参加
国際的な食料安全保障の議論への参加

ウクライナへの食料品等の引き渡し
ウクライナへの食料品等の引き渡し

G7、G20等において、首脳ないし閣僚レベルで
世界の食料安全保障の強化に関する議論を継続的に実施。

2022年に発生したロシアによるウクライナ侵攻に
起因したグローバルな食料安全保障危機に対して、
「食料安全保障のためのグローバル・アライアンス」の
パートナーシップ構築にコミット。

02

農林水産省職員の
専門家派遣

新規案件に関する情報収集(セネガル)
新規案件に関する情報収集(セネガル)

ソーラーポンプを活用した稲作かんがいの指導(エチオピア)
ソーラーポンプを活用した稲作かんがいの指導
(エチオピア)

農林水産省職員をJICA専門家として派遣し、我が国の行政上の
知識・経験を派遣国の「政策づくり」、「人づくり」に生かし、
食料の輸入からの代替等を進めています。

【セネガル】
稲の作付拡大及び収量増加への助言を行う他、市場志向型の農業生産の
普及・拡大や農業ビジネス化に貢献しています。

【エチオピア】
コメの品質改善、農業機械の導入等を通じ、生産性向上に貢献しています。
また、民間企業を含む関係者と情報交換・共有を行い、
関係者間で課題解決に取り組んでいます。

【コンゴ民主共和国】
コンゴ盆地では、急激な人口増加に伴う農地の拡大、薪炭の生産等に伴う急速な
森林減少・劣化が深刻化しています。この問題を解決するため、
持続的森林管理及びREDD+を含む気候変動対策の政策立案や実施に
関するコンゴ民政府の能力強化にかかる支援を行っています。

03

電子農協の導入

スマホを使ったシステムの導入
スマホを使ったシステムの導入

日本企業の製品と連携したFVC構築
日本企業の製品と連携したFVC構築

アフリカ農村部の小規模農家グループを対象
(セネガル、モザンビーク)に、スマートフォン等を
利用したデジタル化基盤の構築を通じた
グループの体制強化を行っています。
電子上の取引機能を用いて、マーケット情報の収集や安定した
取引が形成され、フードバリューチェーンの強化を通じて
農業生産性を向上させるほか、
日本企業の製品サービスを生かした、
更なる農業生産性の向上、グループの所得向上に貢献します。

04

国際機関と連携した
フードバリューチェーン
強じん化

研究協力機関のギーセン大学(ドイツ)における微量栄養素測定の様子
研究協力機関のギーセン大学(ドイツ)に
おける微量栄養素測定の様子

有望系統を用いた交配による育種の様子
有望系統を用いた交配による育種の様子

アフリカ稲センター(AfricaRice)では、農林水産省の拠出により、
輸入米に負けない品質で市場価値の高い品種の育成を目指しています。
アフリカで不足しがちな鉄、亜鉛などの微量栄養素やタンパク質を
安価に消費者へ届けるため、通常のアジアイネだけではなく、
もう一つの栽培種であるアフリカイネを含む、様々な遺伝資源を
活用し、高品質で高栄養価の品種開発を行っています。
また、安価な「味の素」副産物を肥料として活用した環境負荷の
少ない栽培管理法の開発にも取り組んでいます。

05

国際機関と連携した
フードバリューチェーン
強じん化

高ポリフェノール系統等の選抜(ヤムイモ)
高ポリフェノール系統等の選抜(ヤムイモ)

地域農産物の利用促進による栄養・生活改善
地域農産物の利用促進による栄養・生活改善

農林水産省の拠出金により、国際熱帯農業研究所(IITA)では、
ヤムイモの栄養強化育種素材の選抜や、植物生長促進細菌の利用を
検討し、生産性向上に向けた新しい栽培技術の開発に貢献しています。

また、ササゲについて、タンパク質やポリフェノール含有量の多い
系統の選抜に加えて、葉酸や、血圧降下作用のあるACE阻害作用物質の
簡易評価法の開発等、ササゲの栄養強化に向けた
育種素材・技術の開発をおこなっています。

さらに、国際生物多様性センター(Bioversity International)に
拠出し、ICTを活用した栄養評価法等の開発や、現地の地域農産物の
利用促進を通じて、アフリカの人々の栄養・生活改善に取り組んでいます。

06

国際機関と連携した
フードバリューチェーン
強じん化

土壌劣化の抑制と作物収量の増加を同時に可能にする「耕地内休閑システム」
土壌劣化の抑制と作物収量の増加を同時に可能にする
「耕地内休閑システム」

劣化土壌で干ばつ被害を受けたササゲ
劣化土壌で干ばつ被害を受けたササゲ

土壌劣化は作物収量を減少させるだけでなく、
干ばつ時の不作を激甚化させるため、アフリカの乾燥地では
食料と栄養の安全保障を脅かす原因となっています。

国際農研はブルキナファソの研究機関等と連携しながら、
小規模農家でも実施可能な土壌保全技術ならびに干ばつの
リスクを軽減する栽培管理手法を開発しています。