3. 外国人材を活用した海外展開の取り組み事例紹介

:日本

分野

:外国人材

概要

:昨今の制度改定の動きから、外国人材の日本での活躍がしばしば取り上げられるようになっています。そのような中、海外展開を視野に入れた日本企業と外国人技能実習生のマッチングが推進され、帰国後の外国人技能実習生と協働しながら海外事業展開に取り組む日本の民間企業が現れ始めています。

当社では、政府開発援助(ODA)に携わる開発コンサルタントとして、外国人材を活用した海外展開事業に多く携わっています。以下、JICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業を実施した(または実施中の)企業様の情報をもとに、「外国人材×海外展開」のケーススタディとしてご紹介させていただきます。

 <外国人材を活用した海外展開ケーススタディ>

・有限会社お花屋さんぶんご清川様(農業・カンボジア):花き栽培の技能実習生を受け入れ、実習生の帰国後は母国・カンボジアに日本市場向けの花きを生産し、日本への花き安定供給を目指している。

 ・インフィック株式会社(介護・フィリピン):職業訓練校と連携し介護人材を育成、ICT技術を活用した介護サービスを組み合わせた日本式介護モデルを実現している。

  ・株式会社菅原工業(建設・インドネシア):東日本大震災復興後の工事減を視野に、技能実習生を受け入れ。帰国後は、実習生が習得した環境調和型舗装技術により道路づくりに貢献している。