令和5年度ヘルスケア産業国際展開推進事業において、「バングラデシュにおける持続的なNCDs重症化予防に向けたPHR及び在庫管理システム実証調査プロジェクト」が採択されました。

バングラデシュでは近年、非感染性疾患(NCDs)の罹患・死亡が増加傾向にあり、患者の重症化が社会問題となっています。

本事業では、代表団体であるmiup社がこれまで開発・実証を行ってきた個人健康情報記録(PHR ※1)、電子カルテ(EMR ※2)、リスクアセスメントシステム(RAS ※3)に加え、新たに薬局での医薬品在庫管理システムを導入します。これらを統合し「持続的なNCDs重症化予防システム」の構築を目指します。

当社は、本事業の全体管理や公的機関との連携サポート等、同国でのネットワークを生かした業務を担当します。

※1. PHR:Personal Health Records(個人健康情報記録)
※2. EMR:Electronic Medical Records(電子カルテ)
※3. RAS:Risk Assessment System(リスクアセスメントシステム)